1番人気スマハマが勝って、ケンタッキーダービーの出走権を獲得!

この日のメインレースであるフェブラリーS(G1)と同じ距離、同じコースで行なわれたヒヤシンスS。スタートで先手を奪ったのは12メイショウイサナ(メイショウボーラー)。2番手に内を走る6ダンケシェーン(ヘニーヒューズ)、外に13スマハマ(ネオユニヴァース)、その直後に9ルッジェーロ(キンシャサノキセキ)と続く。平均的なラップで流れる展開で、2番人気に支持された7グレートタイム(キングカメハメハ)は砂をかぶり、ムーア騎手が追いながらの苦しい追走でした。後方の内で2タイキフェルヴール(フリオーソ)は脚をためて直線に賭ける競馬をしました。

4コーナーから直線に入ると、残り400mで逃げる12メイショウイサナを13スマハマが交わして先頭に立つ。9ルッジェーロがスマハマを追う。後方待機策の2タイキフェルヴールは外に切り替えて勢いよく伸びる。7グレートタイムも外に出してからジリジリ伸びてくる。

先に抜け出した13スマハマが2馬身1/2のセーフティーリードを保ってゴール。2着以下は2タイキフェルヴール、9ルッジェーロ、7グレートタイムと続きました。

勝ちタイムは1:38.5。川崎の全日本2歳優駿、カトレア賞、今日のヒヤシンスSと全3戦で行なわれたJapan Road to the Kentucky Derby選定レースは最終戦の優勝馬スマハマがケンタッキーダービーの優先出走権を獲得。ポイントランキングのトップ4頭はスマハマ30P、ルッジェーロ16P、タイキフェルヴール12P、ルヴァンスレーヴ10Pとなりました。勝ったスマハマを管理する高橋亮調教師は「ケンタッキーダービーの関係者から本番も是非来て欲しいとオファーを頂きましたが、レース後の状態を確認してオーナーと協議してから正式に発表したいと思います」と慎重な様子でした。仮にスマハマが出走しないとポイントランクの順に4位までの馬が繰上げで出走権を得るシステムになっています。この後の各馬の動向に注目したいところです。

スマハマは2戦目の未勝利戦、500万下と逃げて連勝していましたが、今日はメイショウイサナを見る形でのレースになりました。鞍上の藤岡佑介騎手も「今日のレースは期待以上の走りでした。距離は伸びても大丈夫だと思います」と語り、スマハマの可能性を楽しみにしていました。スマハマの父ネオユニヴァースは2003年の日本ダービー馬で他にも皐月賞、産経大阪杯、スプリングSなど13戦7勝しています。種牡馬としてもヴィクトワールピサ、ロジユニヴァース、サウンズオブアース、デスペラードなど芝で活躍する産駒を排出。中でもヴィクトワールピサは国内だけではなく2011年のドバイワールドC(G1)を勝っていることで有名です。芝でもオールウェザーでも走るネオユニヴァースの産駒に新たにスマハマが加わりました。スマハマのケンタッキーダービー挑戦は確定していませんが、チャーチルダウンズ競馬場でどんな走りを見せてくれるか期待せずにはいられません。

この一戦をもって2016年の9月に創設された本年のケンタッキーダービー出走権を争うJapan Road to the Kentucky Derbyポイントシリーズが終わりました。来たる5月5日に、どの馬がケンタッキーダービーに出走するのか――。確定にはまだ少し時間を要しますが、楽しみに待ちましょう。


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