伏兵ダノンファラオが競り合いを制す

いよいよRoad to the Kentucky Derbyのポイントレースも最終戦を迎えた。大井競馬場のダート2000mに13頭が集結した。無敗のカフェファラオが圧倒的な1番人気で、2番人気はミヤジコクオウ、3番人気はバーナードループ。前日からのレース結果同様、前に行った馬が残る馬場状態でレースは始まった。

好スタートから外枠12番のダイメイコリーダが先手を主張。ダノンファラオが2番手、ミヤジコクオウとカフェファラオが続く流れに。しかし最初のコーナーに入る手前でカフェファラオが物見をしてバランスを崩す場面があった。

1000mを過ぎたところで後方の馬たちも徐々に前を追いかけ始める。3コーナー手前ではミヤジコクオウ、バーナードループもジョッキーが追い出すが、それほど差は詰まらない。軽快に逃げるダイメイコリーダとダノンファラオの2頭から後ろは少し離される形で4コーナーを迎えた。カフェファラオの手応えは怪しく、いつもの反応がない。それどころか前の2頭に離されてしまいそうだった。直線では逃げたダイメイコリーダをダノンファラオが捕らえ先頭に立つ。速いペースで後続にも脚を使わせたサバイバルレースを制したのは、6番人気のダノンファラオだった。2着に4番人気のダイメイコリーダ、3着にはキタノオクトパスが入る波乱のレースになった。

1番人気カフェファラオの詳しい敗因は不明だが1コーナー手前でバランスを崩したことも影響しているだろう。勝ったダノンファラオは5月に行われた園田の兵庫チャンピオンシップでは2着と敗れている。この時の勝ち馬バーナードループは8着に終わった。ダノンファラオを勝利に導いた坂井瑠星騎手は「園田の深い馬場で頑張った経験がJDDで活きました。状態も前回から良くなっていました。すんなりと前につけられたのでダノンファラオの持ち味を活かす競馬を考えて乗りました」と語ってくれた。

ダノンファラオは父American Pharoahに母クリスプ、母父El Corredorという血統。矢作厩舎からまた1頭大物が出現した。

ジャパンダートダービーを終えて今年のポイントは終了。ポイント合計はカフェファラオ70P、ヘルシャフトとダノンファラオが40P、デュードヴァン26Pとなった。Road to the Kentucky Derbyポイントレースの上位から順に出走意思のある馬がケンタッキーダービーの出走権が与えられる。今年はどの馬が出走表明するのか?新しいニュースを待ちたい。


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