Photo Credit: Yuki Shimono

ヒヤシンスSはオーヴァルエースが差し切

Road to the Kentucky Derby第3戦となるヒヤシンスSは2月17日の東京競馬場で行われた。勝ったのは2番人気のオーヴァルエース(牡馬 3歳 高木登厩舎)。10頭が揃ったこのレースで、オーヴァルエースは6番手で流れに乗り2着のヴァイトブリックの後ろで折り合いをつけた。一方、1番人気のデルマルーヴルはスタートで出遅れ、後方からの競馬になった。4コーナーを過ぎて先行馬が伸びあぐねるところを外からオーヴァルエースが追い出しにかかる。手前を変えるのに一瞬の間があったが、そこからの伸びは素晴らしかった。先に抜け出したヴァイトブリックと馬体を併せた追い比べになるとオーヴァルエースは蛯名騎手のステッキに応え、3/4馬身競り落とす強い内容。3着には1番人気のデルマルーヴルが後方から追い込んできた。

オーヴァルエースはデビューから無敗の3連勝でケンタッキーダービー出走への30ポイントをゲットした。勝ちタイムは1:38.6。同じ距離で行われたフェブラリーステークス(GⅠ)と比べると3秒遅い決着だったが、キャリアの浅い3歳馬同士のレースを考えれば時計より内容を評価したい。

オーヴァルエースは父ヘニーヒューズに母父グラスワンダーというスピード豊かなアメリカ血統。管理する高木登調教師は「途中ムキになるところはありますが、前に馬をおけば大丈夫。距離もマイルはもってくれないと思っていました」と1戦ごとにレース内容が良くなっている愛馬を讃えるコメントだった。次走についてはオーナーと相談してから決めるようだが、3歳ダート路線に新しいスターが現れたのは間違いない。今後のオーヴァルエースの動向に注目したい。

3戦を終えた現在の獲得ポイントはヒヤシンスSを勝ったオーヴァルエース30Pでトップ、ノーヴァレンダ(斉藤崇史厩舎)が全日本2歳優駿で20P、デルマルーヴル(戸田博文厩舎)が全日本2歳優駿2着とヒヤシンスS3着で14P、メイクハッピー(新開幸一厩舎)がカトレア賞1着と全日本2歳優駿4着で12Pと続く。来るRoad to the Kentucky Derby最終戦3月31日の伏竜S(中山競馬場)では優勝馬に40ポイントが与えられる。ケンタッキーダービー挑戦の切符を手にするのは、どの馬だろう?

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