昨年の川崎2歳優駿を勝ったルヴァンスレーヴは、いまや日本のダート界の頂点を極めるまでに成長した。年を重ねるごとにレベルアップしているこのレースに、今年も有力馬が揃った。

Road to the Kentucky Derbyの2戦目を制したのは、5番人気のノーヴァレンダ(牡2歳 斉藤崇史厩舎)だった。ノーヴァレンダは9/29の新馬戦(ダート1800m)で、1コーナーで逸走して競走を中止した馬だ。コーナーリングに難がある癖馬かと思われたが、続く新潟の未勝利戦、もちのき賞であっさり勝ち上がってきた。7枠12番からスタートを決めて、2番手追走から3コーナーでは先頭に押し出される展開。4コーナーでは外から1番人気のガルヴィハーラが交わそうとするが、ノーヴァレンダの北村友一騎手は馬をガッチリ押えて外に行かないよう注意して乗っていた。直線に向くとようやく追い出したノーヴァレンダがガルヴィハーラを振り切ってゴールに向かう。そこからM・デムーロ騎手のデルマルーブルが勢いよく追い込んで微妙な態勢でゴールした。ノーヴァレンダがデルマルーブルを抑えてアタマ差での勝利。勝ちタイムは1,42.8。

勝ったノーヴァレンダは父ダイワメジャー。今年の10月に大井競馬場で行われてレディースプレリュード(G2)でプリンシアコメータの2着だったブランシェクールの全弟となる。管理する斉藤崇史調教師、北村友一騎手ともに初めてのG1勝利だった。

2着に敗れたデルマルーブル(戸田博文厩舎)はスタート後に内側に入り窮屈なレースになってしまった。直線では内から一番外に出すロスも痛かった。しかし、ゴール前の伸びは際立っており、今後も注目したい1頭だった。

3着には1番人気のガルヴィハーラ(萩原清厩舎)が入った。4コーナーから先頭をうかがうも前を行くノーヴァレンダには放されて、後ろのデルマルーブルにも差されるという内容。自慢の末脚が不発に終わってしまったが、この1戦では見限れないだろう。

4着のメイクハッピー(新開幸一厩舎)はRoad to the Kentucky Derby初戦のカトレア賞の勝ち馬。デビューから3戦目で初の黒星がついた。日本では珍しいSquare Eddieを父にもつメイクハッピーは血統的にもアメリカ競馬に合いそうなので、リフレッシュして来年どう巻き返すかが見物だ。

一方、3番人気に支持された船橋のミューチャリー(矢野義幸厩舎)が1秒も離されてしまった。3連勝の勢いでJRA勢に立ち向かうはずが、後方からジリジリ伸びただけで期待した見どころはなかったのが残念だ。

☆次回のRoad to the Kentucky Derby対象レース3戦目は、2/17㈰フェブラリーS当日に行われるヒヤシンスSです。


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