アメリカの「Road to the Kentucky Derby」の1月のレビュー

16日:シャムステークス(G3、ダ1600m、サンタアニタパーク)

1着:ミクキンジー(父ストリートセンス)10ポイント

2着:オールアウトブリッツ(父コンコルドポイント)4ポイント

3着:マイボーイジャック(父クリエイティブコーズ)2ポイント

4着:シヴァーミティンバーズ(父シャンハイボビー)1ポイント

落ち着いていたミクキンジー号が1番人気に応え、G3シャムSを楽勝しました。同馬に騎乗したマイク・スミス騎手が4番手から直線に入ると、逃げていたオールアウトブリッツ号を交わし去り、3馬身半での勝利となりました。タイムは1:36.58でした。4馬身差の3着にマイボーイジャック号、クビ差の4着にシヴァーミティンバーズ号という結果でした。

ミクキンジー号は初めてのブリンカーなしでの競走でした。去年の12月のロスアロミトスフューチュリティ(G1、1700m、ロスアロミトス競馬場)はハイペースだったので、同厩舎のソロミニ号(父カーリン)が1着で入線。しかし勝ったソロミニ号は直線にトラブル(進路妨害?)があったので失格になり、ミクキンジー号が1着になりました。同じく3着入線のインスティルドリーガード(父アーチ)が2着になりました。

スミス騎手:「前回の彼は前向きすぎた。今日はスタートしてすぐに折り合いもつき、仕掛けたときの反応も良かったです。初めてのブリンカーなしでのレースでしたが、いい策だったと思います。集中力を切らせないように乗りましたが、ゴールまで綺麗に駆けてくれました」

「Road to the Kentucky Derby」のレースを2連勝したミクキンジー号はもう20ポイント(10ポイントずつ)を獲得。ランキングで3位になりました。

バーファット調教師:「次のレースの前には強い追い切りは必要ないと思います。まだ次の競走は決まっていませんが、今のところ3月10日のサンフェリペステークス(G2、ダ1700m、サンタアニタパーク)を考えています。ダービーの前に2回使いたいですね」

113日:ジェロームステークス(リステッド、1673m、アケダクト競馬場)

1着:フィレンゼファイア(父ポセイドンズウォーリア)10ポイント

2着:セヴントランペッツ(父モーニングライン)4ポイント

3着:コルトアンドミシシッピ(父パイオニアオブザナイル)2ポイント

4着:レガリアン(父ファストバレット)1ポイント

今年第1週に行なわれる予定だったジェロームステークスは2週間遅れて1月13日となり、アケダクト競馬場ではなんとかケンタッキーダービーのステップレースを開催できました。2番人気セヴントランペッツ号は好スタートから逃げ、出遅れたフィレンゼファイア号は最後方からのレースになりました。不良馬場なので最初の400メートルは0:25.01、800メートルは0:50.81でした。フィレンゼファイア号は1200メートル地点1:16.72からスパートを開始しました。

4コーナーでフィレンゼファイア号はまだ後方にいて、前のセヴントランペッツ号を捕らえるのは大変でした。しかし逃げたフィレンゼファイア号は後続のプレッシャーに動じず、1馬身半差でジェロームステークスを勝ちました。タイムは1:42.88でした。

6戦4勝のフィレンゼファイア号が10ポイントを獲得し、トータル20ポイントになりました。現在のランキングは2位です。次のレースは3月10日のゴーサムステークス(G3、ダ1700m、アケダクト競馬場)の予定です。

113日:ルコントステークス(G31673m、フェアグラウンドズ競馬場)

1着:インスティルドリーガード(父アーチ)10ポイント

2着:プリンシペギレアメイ(父タッピト)4ポイント

3着:スナッパーシンクレア(父City Zip)2ポイント

4着:ジングザング(父タッピト) 1ポイント

インスティルドリーガード号はケンタッキーダービーでも勝負になりそうな馬に変わり、初重賞を3¾馬身差で楽勝しました。スタートから同馬とハビエル・カステリャーノ騎手は逃げ馬を見ながら外側を追走しました。ゆっくり前に迫り、直線に入ると加速しました。ムチも要らないほどの快勝でした。次のレースは2月17日のリセンスターステークス(G3、ダ1700m、フェアグラウンドズ競馬場)に向かうようです。

重賞初挑戦だった1番人気プリンシペギレアメイ号は2着になりました。前の2レースでは逃げていましたが、このレースでは外枠だったので逃げられず、初めて経験する番手での競馬でした。向正面では7番目ぐらいにポジションを落としていました。

終始、外側を走りゴールまで健闘しました。しかし逃げ馬スナッパーシンクレア号にはおよばず、2着になりました。初黒星でしたが、いい経験になるでしょう。

115日:スマーティージョーンズステークス(リステッド、1600m、オークローンパーク)

1着:モーリンホ(父スーパーセイバー)10ポイント

2着:コンバタント(父スキャットダディ)4ポイント

3着:タップダディ(父スキャットダディ)2ポイント

4着:ボードズメイカー(父ボードマイスター)1ポイント

1番人気モーリンホ号は1月15日のオークローンパークのスマーティージョーンズステークスを独走で勝利しました。2着のコンバタント号には不向きのレースになりましたが、注目馬になるのに時間はかからないでしょう。バーファット師の管理するモーリンホ号は初重賞を3¼馬身差で楽勝しました。

モーリンホ号の父は2010年ケンタッキーダービー馬、スーパーセイバー号です。モーリンホ号は初の「Road to the Kentucky Derby」のレースで10ポイントを獲得しました。昨年、デルマー競馬場のボブホープステークス(G3)とサンタアニタパークのスピークイージーステークス(オープン)でも2着になっています。

過去に4回ケンタッキーダービーを制しているバーファット師はオークローンからチャーチルダウンズに向かうローテーションが得意です。アーカンソーダービー(G1)を2勝、レーベルステークス(G2)を6勝、サウスウエストステークス(G3)を4勝しています。しかしスマーティージョーンズステークスを勝ったのは今回が初めてでした。名伯楽バーファット師は今春、モーリンホ号以外の馬でもアーカンサスに出走するようです。

コンバタント号は大逃げを打ったモーリンホ号に追いつけなかったものの、短い直線で3着馬に8馬身差をつけているので強い2着と言えるでしょう。去年の10月下旬チャーチルダウンズのデビュー戦を勝ち、12月のレミングトンパークのスプリングボードマイルで2着でしたが、このスキャットダディの仔のパフォーマンスはまだまだ伸びそうです。

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